皆さんこんにちは(^^)
山口県周南市を拠点にしている屋根・外壁塗装の美装です。
平板スレート屋根(カラーベスト・コロニアル)の塗装工事の際、塗装後に「縁切り」という作業を行います。
この「縁切り」をするかしないかで大きな違いがあるのを皆さんはご存じでしょうか?
そもそも「縁切り」とは、塗料が乾燥した後にふさがった小口の塗膜を切り、水の通り道を確保することを言います。
スレート屋根は屋根材と屋根材の重なり部分に隙間が設けられており、塗装をすると塗膜がその隙間を埋めてしまいます。
隙間が埋まってしまうと侵入した雨水を輩出できなくなり、逆流してしまうことで釘を伝って野地板や天井裏へと侵入してしまい、
結果、雨漏りの発生の原因となってしまうのです。
冒頭の大きな違いというのは正にこのことで、屋根塗装をしたのに雨が降るたびに天井に雨染みが起きてしまったり、
部屋がジメジメしてカビ臭いなどの症状がある場合は、「縁切り」が正しく行われていない可能性があります。
つまり、「縁切り」はスレート屋根の塗装の中でとても重要な工程と言えるのです。
「縁切り」の方法としては、従来は金属のヘラ状のものやカッターなどの工具で塗膜に切り込みを入れていく手作業を行っていましたが、
塗装後の屋根に上がって作業をするため足跡や傷が付いてしまったり、力を入れて屋根材を持ち上げるので作業効率が悪く、
屋根材が破損してしまうなどのデメリットがあることから、近年では「タスペーサー」と呼ばれる部材を用いて行う
「タスペーサー工法」が主流となりました。
「タスペーサー」とは、上の写真のような部材で、下塗り後の屋根の重なり部分に入れて縁切りを行います。
大きさは横45㎜、縦35㎜ぐらいの小さな部材ですが、形状はバネ製造に優れて破損しにくく通気性を確保でき、
溶剤に強い素材で耐溶剤性にも優れているので、縁切りにはとても最適で大きな役割を持っています。
このように、優れた性能を持つ「タスペーサー」を用いることで、塗装後も長期間にわたり屋根の通気性を確保することができ、
下地の劣化を抑制することができるのです。
この度は、雨漏りが起きてしまう理由の一つの「縁切り」についての内容でしたが、雨漏りは発生原因を突き止めることが非常に困難で、
特定が難しいとされています。
必ずしも縁切りをしていないことによる発生とは言えませんので、雨漏りが発生したらまずは屋根外壁に詳しい専門家へメンテナンスを依頼しましょう。
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