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このブログでは、ショールームスタッフ5人で屋根・外壁塗装に関する情報からスタッフの日常を配信しています。

雨樋の役目と修理について

皆さんこんにちは😀
台風シーズンがもうすぐやってきます❗強風にも気をつけなければならないですが、大雨にも注意しなければなりません。
そこで今日は、雨樋(あまどい)の役目と、その修理についてのお話です✍

 

雨樋は何のために設置されているか、皆さんご存知ですか?
雨樋の役割は「住宅の耐久性を高める」ことです。
屋根に降った雨水は地面に落ち、溝を作ったり、水たまりを作ったりして、それが建物の基礎や縁の下を濡らすことで劣化させます。最近の住宅では、軒の出が少ない住宅も多く、そのような住宅では跳ね返り水が外壁を濡らすことにもなり、最終的には建材を腐らせてしまうことにもなるのです。

住宅が劣化する最大の要因は「水の浸入」です。
そのため雨樋は降ってきた雨水を隅に集め、地面の排水口へと排水することで住宅を守っているのです。

 

続いて、雨樋の修理についてです。

雨樋を修理する方法は「部分補修」、「部分交換」、「全交換」の3通りです。劣化症状がひどく、全体的に破損している場合は交換をする必要があります。部分的に金具が外れていたり、小さく割れている場合はその部分のみを交換したり、補修することで対応ができます。それではどのような劣化の時に、どの修理方法を選ぶべきなのかを説明していきます。

 

○部分補修が必要な劣化症状

【樋の接続部(継手)が緩んでいる、もしくは外れている場合】

樋の接続部が緩んでしまっている場合、そこから水が漏れてしまう可能性があるため、一度外して接着剤を塗り、再びはめ直すと良いです。接着剤は雨樋用のものも販売されていますので、そちらをご活用された方がより効果的です。


【樋に小さなひび割れや穴が見られる場合】

小さなひび割れや穴が空いてしまっている場合、アルミ製の雨樋補修用テープがありますので、周辺の汚れを落としてから、ひび割れ部分、穴の部分を覆うようにテープを撒きます。

 

○部分交換が必要な劣化症状

【一部、破損・欠落している場合】

雨樋が部分的に破損(割れている)していたり、欠落している場合は、その部分を交換して修理する必要があります。大きなホームセンター等には必要な材料等は一式取り揃えてあるかとは思いますが、自身が探すサイズや色が無かったりする場合もあるので、綺麗に揃えたい方には業者さんへ相談することをお勧めします。

 

【一部、雨樋が傾いている場合】

特に雪が降る地域では多く見られる劣化ですが、一度、外側に傾いてしまった雨樋は元に戻してもちょっとした風や雪で、またすぐに傾いてしまいます。傾いている箇所が1箇所程度であれば、その部分のみを交換することで対応が出来ます。

 

【雨樋を支えている金具が曲がっている、もしくは破損している場合】

樋を支えている金具も同様に大雨や雪等で、曲がってしまったり、錆びて破損してしまうこともあります。その場合も既存の金具は取り外し、新しい金具を取り付けることをお勧めします。

 

○全交換が必要な劣化症状

【破損箇所、劣化箇所が複数箇所ある場合】

上記で説明したような劣化箇所が複数箇所ある場合は、全交換をお勧めします。部分交換はまだ良いですが、部分補修に関しては、あくまでも一時的なものです。補修をしたからといって、その箇所がずっと大丈夫ということはありません。その家にこれから3~5年も住むことは無いのであれば、問題ありませんが、皆さんのライフプランによって、まだ長らくその家にお住まいであれば、早めに業者さんへ相談し、全交換を検討されることをお勧めします。

 

【20年以上経っており、劣化が見られる場合】

雨樋は外面に配置されていますので、雨や風、紫外線や雪の影響をもちろん直接的に受けます。素材にもよりますが、基本的に雨樋の耐用年数は15~20年程度です。部分補修や部分交換を検討される場合、雨樋が経年劣化し、状態が悪いと最悪の場合、補修中に更に割れてしまったり、破損してしまったりする恐れがあります。そのため、年数が20年以上経っているものに関しては、全交換をお勧めします。

 

美装では、お住まいの維持管理のサポートとして、無償の診断を行っております。
上記の中の症状が1つでもあれば、まずはご相談いただけたらと思っております🍀
是非、お気軽にお電話、または美装ショールームにお越しください😊

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